セラー買おうか悩んでいる人必見! 「レンタルセラー」がいろいろすごい

設置場所の問題や、収納本数の問題などからワインセラーの購入はなかなか決断が難しいもの。買ってサイズが合わなかったり、本数が足りなかったりして後悔したくないことから購入に二の足を踏んでしまう人も多いのでは?
そんな人には、「レンタルセラー」という方法もあるみたいですよ!
ワインセラーには購入以外に「レンタル」という選択肢もあった!
みなさんは、1年間でもっともワインセラーが売れる季節をご存知だろうか?
答えは今だ。
5月から6月にかけては気温が大幅に上昇する季節。外気温が30度を超える日が増えてくると、室温で保存しているワインがちょっと心配になってくるものだ。ワインセラーは夏が来る前に買うのがキホン。
というわけで、今は1年でもっともワインセラーが売れる季節なのだそうだ。納得。

ワインセラー選びって、悩ましいですよね
とはいえ、ワインセラーを買うのってめちゃくちゃ難しい。ペルチェ式かコンプレッサー式か。収納本数は24本か、32本か、あるいはもっとたくさんか、などなど。
それなりに高額だし、スペースもとる。私もはじめてワインセラーを買ったときは買おうと決断したときから実際に購入するまで半年くらいかかった気がする。
ことほど左様にセラー選びは悩ましいものなのだが、私自身、実はちょっとセラーを買い換えようかなと思っていろいろ調べていたところ「『レンタルセラー』っていう方法もありますよ」と教えてもらったのでご紹介したい。
ルフィエールの「レンタルセラー」とは?
やっているのはX界隈ではお馴染みの「ルフィエール」というブランド。そのレンタルセラーがサービスとしてはなかなか、否、かなりすごい。こんな感じだ。
- ・1年間ルフィエールのワインセラー(新品)をレンタルできる
- ・レンタル開始から1年後、残価で購入するか無料で返却するかを自由に選択できる
- ・1年間のレンタル料は通常販売価格に充当され、残価でそのまま購入可能
- ・部屋や生活にフィットしないと感じた場合、1年後に無料で返却すればオッケー!

1年後に無料で返却できるのが大きな特徴だ
え、なにこれ。商売する気ある? というほど、消費者側にメリットの多いサービス設計となっている印象。
いったいどういう狙いでこんなサービスを立ち上げたのか、株式会社イズミセでセラー販売を担当するスペシャリスト、奥村将宏さんに話を聞かせてもらった。
ルフィエールのレンタルセラーについて担当者を直撃してみた
ヒマワイン(以下、ヒマ):レンタルセラーというサービスがあることを初めて知ったのですが、これはどういう狙いがあるサービスなのでしょう?
奥村:ワインセラーを初めて検討されていて、いきなり購入するのは躊躇されることもあると思います。まずはお試しということでレンタルで使用いただいて検討するというのもいいかと思っているんです。
ヒマ:たしかに。とくに初めてのセラー購入の場合、「ワインセラーが家にあるってどんな感じだろう?」っていうのがわからないから、試せるのはすごいありがたいですよね。電気代とかも使ってみないとわからないですし。
奥村:実際、15本収納の「ENTRY15」や32本収納の「R&W32」あたりを良く利用いただいています。
ヒマ:まさに、「はじめてのワインセラー」って感じですね。
奥村:そうですね、一方でおすすめしたいのは大型機種だったりもするんですよ。とくに大型機種の場合は初期投資額が大きいので、まずは試しにレンタルをご利用いただいて検討するというのもいいかと思っています。
ヒマ:具体的には、何本収納以上のモデルですか?
奥村:ルフィエールには94本収納の「PRO 94」というモデルがあります。設置スペースの問題はもちろんありますが、PRO 94以上のセラーをレンタルするのはオススメですね。


小型から大型まで、ルフィエールのコンプレッサー式セラーはすべてレンタル可能
ヒマ:94本っていうとかなり大型ですよね。
奥村:はい、幅595ミリ、奥行665ミリ、高さ1195ミリとなっています。PROシリーズは、PRO 127、PRO 132+、PRO 171と4機種があるんですが、実は幅と奥行きは全部同じで高さだけが違うんです。だから、PRO 94をレンタルしてみて、もっと大きいほうがよかったな……と思ったら、大きいモデルに乗り換えすることがスムーズにできるんです。ヒーター機能付きだから長期熟成にも向いていますしね。
ヒマ:なるほど〜。セラーは買った人の99%が「もっと大きいのを買えばよかった……」と思うとまことしやかに言われていますからね(笑)。レンタルならばその心配がない。
奥村:あとは飲食店さんにご利用いただくケースもありますね。たとえば「GALLERY88」っていう、すべてが展示棚(ラベルが見えるように展示できる棚)のセラーを一度に3台レンタルでご利用いただいたこともありました。
ヒマ:レンタルセラーの解像度が一気に高まりました! ありがとうございます。
レンタルセラーの「お得度」は?
いかがだっただろうか。個人でも飲食店でも、レンタルという選択肢があることで安心してセラーを選べることがよくわかったのではなかろうか。
では、見方を変えて“お得度”という点でこのサービスを眺めるとどうなるのだろうか。たとえば奥村さんの話にもチラッと出てきた「PRO171」というワインセラーの場合、171本入りなのでもちろんデカいし、価格も267,300円となかなかイカついが、レンタルならば月々の支払いは12,100円で済む。
そして、1年後に残価の122,100円を支払うか、もうちょい小さいのがよかったとなれば無料で引き取ってもらえば良く、その場合もちろん残価の122,100円は支払う必要がない(※2025年5月現在)。毎月の使用料金のみで、セラーを“使いながら試す”ことが可能なのだ。

ちなみに、エントリー系モデルなら月々2,000円台レンタル可能だ。手軽!
こういった大型セラーに限らず、ワインセラーは要するに冷蔵庫の亜種なのでどれもそこそこデカく、一度設置したら移動も容易ではない。だからこそ、買うときに「本当に我が家にフィットするのか…!?」という不安が湧きがち。
その不安を解消し気軽に“ワインセラーのある暮らし”をはじめられるレンタルセラー。「近々引っ越すかもしれないけど直近でワインセラーが欲しい!」みたいな複雑な状況の人にもぶっ刺さる気がする。飲食店さんの開業資金を減らすといった効果もありそうだ。
セラー買おうかどうか、決断寸前であと一歩が踏み出せない人は、試す価値があるのではないでしょうか。
気になる方はこちらから↓
レンタルセラー | セラー専科本店